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補陀洛山 感神院 祇園寺(ほだらくさん かんじんいん ぎおんじ)

空からみた祇園寺。インターネットで「巨瀬NEW若葉会」と検索すると、ライブカメラで祇園寺の様子が見られる
空からみた祇園寺。インターネットで「巨瀬NEW若葉会」と検索すると、ライブカメラで祇園寺の様子が見られる
補陀洛山 感神院 祇園寺(ほだらくさん かんじんいん ぎおんじ)
雲海を覗く日の出
雲海を覗く日の出
山上にたたずむ祇園寺
山上にたたずむ祇園寺
補陀洛山 感神院 祇園寺(ほだらくさん かんじんいん ぎおんじ)
“観音幽玄の地”として開かれた、神仏混淆の社寺 812(弘仁3)年弘法大師の創建と伝えられる古刹で、江戸時代には、松山城主水谷氏の外護を受け、京都仁和寺の中本寺として栄えた。雲海がたなびく標高500メートルの山上にあり、平安時代の山岳仏教の姿を色濃く残している。 神仏混淆の建造様式は、明治時代の神仏分離政策を免れた珍しいものとされ、本堂と並んで鳥居、その奥に牛頭天王を祀る鎮守社としての祇園社がある。京都の八坂神社、備後の沼名前神社とともに日本三社の祇園に数えられている。ご案内住所/〒716-1311 高梁市巨瀬町2674TEL/0866-25-0665交通/岡山自動車道・有漢ICから車で30分(国道313号真庭市方面多和山トンネル手前約2キロ看板を左折)※カーナビ使用の場合は注意宗派/真言宗ご本尊/千手観音鎮守/祇園牛頭天王開山/812(弘仁3)年ご利益等/病気平癒、家内安全、心願成就、厄除け ほか代表的寺宝/石造宝塔(県指定重要文化財)、天狗杉(県指定天然記念物)、本尊千手観音及び脇仏、仁王像(県指定重要文化財) ほか御朱印/受付時間は電話にて要確認、受付まで 300円※不在時は紙朱印を用意年間行事1月1~3日/修正会旧暦3月4日/祇園御山八十八カ所巡り6月最終日曜日/牛頭天王祈願祭8月13~15日/盂蘭盆会8月第4土曜日/夏季大祭11月23日/秋季御輿巡礼祭【ここ、知ってる?】天狗杉 本堂の裏に見事な樹勢のスギの巨木がある。弘法大師のお手植えと伝えられ、樹齢は推定1200年。目通りの太さは県内一を誇り、県の天然記念物にも指定されている。大山に行く天狗が横へと張り出した枝に腰掛けて羽を休めたという言い伝えから、天狗杉と呼ばれている。

(2023年10月11日 03時40分 更新)

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