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ノートルダム大聖堂火災から5年 12月の入場再開へ修復順調

 炎に包まれるパリ・ノートルダム大聖堂の尖塔(上)と復元された尖塔(ロイター=共同)
 炎に包まれるパリ・ノートルダム大聖堂の尖塔(上)と復元された尖塔(ロイター=共同)
 【パリ共同】2019年4月のパリ・ノートルダム大聖堂の火災から15日で5年。フランスメディアによると、今年12月の一般入場再開に向けて修復作業が順調に進んでいる。焼け落ちた高さ90メートル以上の尖塔が再び姿を現し、再建責任者のフィリップ・ジョスト氏は「修復に関する主な課題はクリアした」と述べた。

 パリ観光の目玉の一つで世界遺産の大聖堂の高層部から出火。屋根が炎上し尖塔が焼け落ちる様子は生中継され、世界に衝撃を与えた。原因は電気系統の不具合やたばこの不始末の可能性が指摘されるが、今も特定できていない。

 修復作業の前に行われた保全作業は当初4カ月で終了するとされたが、大量のがれきの片付けに予想以上の時間を要したほか、新型コロナウイルスの流行で作業が一時停止したため2年以上かかった。

 21年秋に修復作業を開始。焼失した尖塔や屋根組みの復元が工事の中心となった。復元にはフランス国内から特別に選ばれた樹齢200年の千本以上の木が用いられた。

 今年2月には尖塔がついにパリの空に再び姿を現した。

(2024年04月14日 15時14分 更新)

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