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南部の最大都市ハンユニスに侵攻 ガザ全域で戦闘、死者1万6千人

 5日、パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニスのナセル病院で介助を受ける負傷した子ども(ロイター=共同)
 5日、パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニスのナセル病院で介助を受ける負傷した子ども(ロイター=共同)
 6日、イスラエル軍の空爆で破壊された建物=パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニス(ロイター=共同)
 6日、イスラエル軍の空爆で破壊された建物=パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニス(ロイター=共同)
 【エルサレム共同】パレスチナ自治区ガザ北部に続き、南部に地上侵攻したイスラエル軍は5日夜、南部の最大都市ハンユニスに入り、作戦を展開していると明らかにした。ガザ全域が戦闘地域となり、軍高官は「最も激戦の日」と述べた。ガザ当局は5日、ガザ側の死者は計1万6248人になったと発表した。イスラム組織ハマスの急襲で戦闘が始まってから7日で2カ月。戦闘は激化し、収束は見通せない。

 軍は6日、ハマスの標的約250カ所を1日で攻撃したと発表した。イスラエルのネタニヤフ首相は5日「ガザを非軍事化できるのはイスラエル軍だけだ」と述べ、ガザを軍事占領する考えを改めて示唆した。一方、ハマス政治部門幹部ウサマ・ハムダン氏は「イスラエル軍が攻撃を続ける限り、人質の解放はない」とけん制した。

 軍によると、ガザ北部にあるジャバリヤとガザ市東部シャジャイヤでも地上部隊と戦闘機が攻撃を続け、ハマスの拠点を破壊した。中部デールバラハでも空爆を実施。ガザ保健当局は6日、中部の病院で73人の死亡が1日で確認されたと明らかにした。

(2023年12月06日 21時44分 更新)

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