【J2第37節・千葉戦】柳『隙、緩さ、甘さを全て突かれた』、堀田『2失点、3失点で難しく』、河野『相手の圧力強かった』、本山『次元が違うくらい強く速く感じた』、輪笠『守備のハメ方を試合で出さないと』、鈴木『力負け』

今季最多となる5失点で千葉に敗れたファジアーノ。試合後の選手のコメント全文は以下の通り。
柳育崇
――本当に悔しい敗戦だと思うけど、今どう受け止めていますか?
完敗ですね、本当に。自分たちの隙だったり、緩さや甘さのところを全て突かれた感覚があります。これまでの試合はどうにかごまかせていた部分があって、正直、相手のクオリティーで何とか失点にならなかった部分があったんですけど、今日はそれが全て入ってしまった感覚がある。それだけ相手が乗っているのもあるかもしれないけど、自分たちの甘さが出た部分が大きいなと思います。
――防げた失点はあったと思っていますか?
一歩を寄せることができていれば。自分が与えたPKも我慢しないと。そういう一つひとつの質というか、プレーの判断っていうんですかね。そういうところが まだまだなんだなっていうのを実感しました。でも、もうこれを受け入れて次の試合に向かっていくしかない。残り5試合しかないんで下を向いている時間はないし、もう自分たちの立ち位置をしっかりと受け入れて次の試合に勝っていくしかないなと思っています。
――立ち上がりの失点が続いてしまっています。
本当にそこは止めないといけないし、自分たちも試合前に声掛けをして、立ち上がりの失点を防ごう、立ち上がりはしっかりと集中して入ろうっていうのを伝えているんですけど、やられてしまっているっていうのが現状。何が原因なのかは正直分からないけど、立ち上がりに失点しないっていうことをみんなで意思疎通してやっていくしかないなっていう思いです。
――今日は堀田選手が出れるかどうか分からないところがあったと思います。
そこに関しては不安とかは全くなかったです。彼のことを信じていますし。ただ、今日に関しては堀田がノーチャンスのシュートが多くて本当に申し訳ない。今日はDFの責任が大きいのかなと思いますね。
――また次の試合に向かっていくしかないですけど、どう気持ちをもっていきますか?
もう吹っ切るしかないなと思いますし、ここでこの結果から目を背けたら、多分残りの5試合が中途半端に終わる気がするので、しっかりと受け入れて、受け止めて、向き合っていきたい。その後にしっかりと切り替えて、またしっかりと改善点をみんなで統一しながらやっていくだけなのかなと思います。

堀田大暉
――今節も立ち上がりに失点してしまいました。
ここ数試合続いているので、そこは改善したいところではありますけど、1失点した後に自分たちのペースにもっていけなかった。あそこで2点、3点と決められてしまったところが、このゲームをトータルして振り返ったときに、すごく難しくしてしまったところかなっていうのがあります。
――立ち上がりは課題意識をもって取り組んできたと思います。
チーム全体の共通認識をもって相手の陣地でやるっていうところは、毎試合みんなで声をかけ合ってやっています。でも、今日はセットプレーのところでやられた。僕たちは相手がGKの前に立ってきたときにマークを付けるやり方はしていなくて、どうしても自分が出ようとしたときにブロックされてしまうところがあるんですけど、ここ数試合は相手もそういうところを狙ってやってきているなっていうのを感じてはいるので、そこの対処は考えないといけないのかなとは思います。早い時間で失点してしまったところは改善しなきゃいけないですけど、今日の試合に関して言うと、その後に2失点、3失点して試合を一気に難しくしたなっていう印象があります。
――1失点目の場面は飛び出しにくかったんですか?
ブロックする相手がいなければ、いつも通り自分が出ていたと思うんですけど、出ようとしたところのコースに入られてブロックされてしまうと、僕もボールしか見てないので、対応は難しくなってしまう。チームとしてはゾーンで守るやり方をしているので、そこで相手に競り負けないところは大事なんですけど、しっかりと映像を見て振り返らなきゃいけないと思います。
――今週は練習中のケガもあって、試合に出られるかどうかという状況だったと思います。...