東京電力と中部電力が折半出資する日本最大の発電会社JERA(ジェラ)が、女性の健康に関わる悩みを技術で解決する「フェムテック」を手がける新興企業に資金を投じ、成長支援に乗りだすことが26日、分かった。投資を通じて女性社員が働きやすい環境づくりを加速させ、多様な人材の活躍を後押しする。
投資会社のネクストブルー(東京)が立ち上げるファンドに対し、JERAが出資を実行した。出資額は数億円程度とみられる。このファンドは、フェムテックなど女性の心身の健康や幸福度向上に取り組むベンチャー企業に特化して投資する。関係者によると、こうした枠組みのファンドはアジア初だという。
フェムテックは、女性と技術を指す英語を組み合わせた造語で、生理など女性特有の悩みを解決する技術やサービスを表す。JERAは、事務所だけでなく発電所をはじめとする現場でも女性の身体的な負担軽減に向け、フェムテックの導入を進めていく方針だ。
今後、JERAはファンドによる投資を通じフェムテック企業との結び付きを強化する。
投資会社のネクストブルー(東京)が立ち上げるファンドに対し、JERAが出資を実行した。出資額は数億円程度とみられる。このファンドは、フェムテックなど女性の心身の健康や幸福度向上に取り組むベンチャー企業に特化して投資する。関係者によると、こうした枠組みのファンドはアジア初だという。
フェムテックは、女性と技術を指す英語を組み合わせた造語で、生理など女性特有の悩みを解決する技術やサービスを表す。JERAは、事務所だけでなく発電所をはじめとする現場でも女性の身体的な負担軽減に向け、フェムテックの導入を進めていく方針だ。
今後、JERAはファンドによる投資を通じフェムテック企業との結び付きを強化する。
(2023年09月26日 15時06分 更新)