笠岡市神島地区の秋祭り「神島天神祭」(市重要無形民俗文化財)が17日、天神社(同市神島)であり、7地区から集まった千歳楽やみこし計10基が豪快に境内を練り歩いた。
見崎、寺間、神東の3地区は船で参る伝統の「お渡り」で登場。のぼりやちょうちんで華やかに飾られた船が神社前の岸に着くと、法被姿の男衆が海に入り、千歳楽やみこしを担ぎ上げて境内に運び込んだ。
陸路で輸送されたほかの4地区もそろうと、一斉に境内を練り歩く「総担ぎ」が始まった。にぎやかなおはやしや威勢のいいかけ声が響き渡り、大勢の観客が拍手を送ったり、写真を撮ったりした。
息子と孫が担ぐ姿を見に来たという同市の女性(75)は「久しぶりに全地区がそろい、にぎわいが戻ってきてうれしい」と話した。
総担ぎは新型コロナウイルス禍により4年ぶり、お渡りは台風の影響もあり、5年ぶりだった。
見崎、寺間、神東の3地区は船で参る伝統の「お渡り」で登場。のぼりやちょうちんで華やかに飾られた船が神社前の岸に着くと、法被姿の男衆が海に入り、千歳楽やみこしを担ぎ上げて境内に運び込んだ。
陸路で輸送されたほかの4地区もそろうと、一斉に境内を練り歩く「総担ぎ」が始まった。にぎやかなおはやしや威勢のいいかけ声が響き渡り、大勢の観客が拍手を送ったり、写真を撮ったりした。
息子と孫が担ぐ姿を見に来たという同市の女性(75)は「久しぶりに全地区がそろい、にぎわいが戻ってきてうれしい」と話した。
総担ぎは新型コロナウイルス禍により4年ぶり、お渡りは台風の影響もあり、5年ぶりだった。
(2023年09月17日 18時53分 更新)