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井原線利用者 2600万人達成 福山・神辺小の木村さんに認定証

槙尾社長から認定証を受け取る木村さん
槙尾社長から認定証を受け取る木村さん
 総社市と福山市神辺町を結ぶ井原線の利用者が15日、2600万人に達し、神辺駅(同市神辺町川南)で記念セレモニーが開かれた。

 2600万人目は家族5人で利用した福山市立神辺小1年木村美風さん(7)。運行する第三セクター・井原鉄道(井原市東江原町)の槙尾俊之社長らから認定証や花束、同町特産のブドウなどが贈られた。

 木村さんは普段から井原線によく乗るといい「列車の窓から町並みを眺めるのが楽しい」と笑顔だった。

 井原線は総延長41・7キロで、来年1月に開業25周年を迎える。新型コロナウイルス禍の影響で近年は利用が減少しており2022年度の年間利用者数は93万4701人だった。

 槙尾社長は「来年の節目に向け、山城を巡るツアーや車内でのワイン、日本酒試飲会など多彩な企画を展開する。多くの人に利用してもらいたい」と話した。

(2023年08月15日 19時00分 更新)

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