岡山、香川県内の介護福祉士計15人が9日、介護の質向上を目的に創設された「認定介護福祉士」の資格を取得した。在宅、施設を問わず多様なケアのニーズに対応し、組織運営や職員指導まで担える人材を育成する民間資格で、中四国地方では初の認定となる。
一般社団法人の認定介護福祉士認証・認定機構(東京)が国家資格の介護福祉士を対象に2015年から養成研修を始め、昨年10月時点で103人を認定。医療やリハビリの基礎知識、関係機関との連携、組織マネジメントなど600時間に及ぶ研修を設けている。
岡山県内では2019年から岡山市内などを会場に始まり、岡山13人、香川2人が座学や実地研修を3年半にわたり受講した。
9日、同市のきらめきプラザで修了式があり、機構から認証を受け養成研修を企画した岡山県介護福祉士会の安達悦子会長が修了証書を代表者に手渡し「地域の福祉の中核を担って」と激励した。
真庭市の介護老人保健施設「ゆうあい」で介護長を務める菅原摂子さん(60)は「地域の高齢者サロンと介護事業所の連携を図ったり、事業所の職員同士が情報交換できる場を持ったりして地域のケア体制を底上げしていきたい」と話した。
一般社団法人の認定介護福祉士認証・認定機構(東京)が国家資格の介護福祉士を対象に2015年から養成研修を始め、昨年10月時点で103人を認定。医療やリハビリの基礎知識、関係機関との連携、組織マネジメントなど600時間に及ぶ研修を設けている。
岡山県内では2019年から岡山市内などを会場に始まり、岡山13人、香川2人が座学や実地研修を3年半にわたり受講した。
9日、同市のきらめきプラザで修了式があり、機構から認証を受け養成研修を企画した岡山県介護福祉士会の安達悦子会長が修了証書を代表者に手渡し「地域の福祉の中核を担って」と激励した。
真庭市の介護老人保健施設「ゆうあい」で介護長を務める菅原摂子さん(60)は「地域の高齢者サロンと介護事業所の連携を図ったり、事業所の職員同士が情報交換できる場を持ったりして地域のケア体制を底上げしていきたい」と話した。
(2023年06月09日 17時00分 更新)