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東証反発、一時500円超高 米株高で、3万2000円回復

 東京証券取引所
 東京証券取引所
 9日午前の東京株式市場の日経平均株価は反発した。前日の米国株式相場が上昇したことを好感し、買い注文が優勢だった。前日終値からの上げ幅は一時500円を超え、取引時間中として3万2000円台を回復した。

 午前終値は前日終値比508円49銭高の3万2149円76銭。TOPIXは27・39ポイント高の2218・89。

 前日の米ダウ工業株30種平均は、米経済指標で雇用情勢の悪化が示されたことを受け、米FRBが利上げを停止するとの期待から上昇した。9日の東京市場もこの流れを引き継ぎ、幅広い銘柄が買われた。前日までの2日で計900円近く下げた反動で、割安感が出た銘柄を買い戻す動きも出た。

(2023年06月09日 12時05分 更新)

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