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岡山県中学野球 10日開幕 白球追う球児、熱き夏始まる

 山陽新聞社杯争奪第74回岡山県中学校野球選手権大会(県中体連、県軟式野球連盟、山陽新聞社など主催)は10日、備前西地区大会を皮切りに開幕する。県内6地区で行われる予選には計98チーム(138校)が出場。計32チームに与えられる県大会(7月23、24、26、27日・倉敷マスカットスタジアムほか)の代表切符を目指して熱戦を繰り広げる。

 地区別最多の32チームがエントリーした備前西は、昨秋の県大会を制した旭東をはじめ、県大会常連の御南、吉備などが優勝争いの軸になりそう。備南東は前回県1位総社東、2位の倉敷南に4強入りした倉敷西、総社西といった強豪がひしめき、地区大会から激戦が予想される。備南西は県大会準優勝の金光学園や井原が有力。他の地区では高陽・赤坂(備前東)、高梁・成羽・川上(備北)、勝山(美作)の前評判が高い。

 日程が順調に消化されれば、美作の最終日となる7月2日に県大会出場校が出そろう。県中学校総体を兼ねる大会は、上位2チームが中国大会(8月5~7日・島根県)に進み、全国大会の代表2枠を争う。

 新型コロナウイルス対策の制限が緩和され、スポーツ界にもコロナ禍前の日常が戻りつつある中、白球をひたむきに追う中学球児たちの熱い夏がいよいよ始まる。

(2023年06月08日 08時45分 更新)

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