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土砂災害 避難の経路と場所確認を 岡山駅広場で県、市が街頭啓発

うちわを配って土砂災害への備えを呼びかける岡山県職員(右)
うちわを配って土砂災害への備えを呼びかける岡山県職員(右)
 土砂災害防止月間(6月)に合わせ、岡山県と岡山市は7日、日頃の備えと早めの避難を呼びかける街頭啓発をJR岡山駅東口広場で行った。

 県と市の職員ら15人が参加。「災害への備えをお願いします」などと駅利用者に声をかけながら、土砂災害警戒区域の確認▽気象情報への注意▽土砂災害警戒情報発令時の避難―を求めるうちわ500本を配った。うちわには大雨の際に現在地の危険度がリアルタイムで分かる専用サイト「県土砂災害危険度情報」のQRコードも載せた。

 街頭啓発は5日に倉敷市、6日に津山市でも行った。県防災砂防課は「近年は豪雨災害が激甚化しており、事前に避難経路と避難場所を確認してほしい」としている。

 同月間は国が1983年に制定。岡山県内では過去5年間に土石流やがけ崩れといった土砂災害が計64件発生している。

(2023年06月07日 12時27分 更新)

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