山陽新聞デジタル|さんデジ

東証33年ぶり3万2千円 米株価上昇で693円高

 東京証券取引所
 東京証券取引所
 週明け5日の東京株式市場は、前週末の米国で連邦政府の債務上限問題が解決し株価が上昇した流れを受け、幅広い銘柄で買い注文が膨らんだ。日経平均株価(225種)の終値は3万2217円43銭となり、2営業日続けてバブル経済崩壊後の最高値を更新。1990年7月20日以来、約33年ぶりに3万2000円台を回復した。前週末比の上げ幅693円21銭は今年最大となった。

 平均株価は5月17日に終値で3万円の大台を回復した後も上昇の勢いが衰えず、3週間足らずで2千円以上値上がりした計算だ。

 東証株価指数(TOPIX)も37・09ポイント高の2219・79となり、90年8月1日以来の水準だった。

(2023年06月05日 17時11分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ