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ワシントン近郊でF16緊急発進 軽飛行機が応答せず墜落

 【ワシントン共同】米国とカナダの防衛組織、北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)は4日、首都ワシントン上空を軽飛行機が飛行したため、F16戦闘機を緊急発進(スクランブル)させた。軽飛行機は当局の呼びかけに応答せず、南部バージニア州の山岳地帯に墜落した。複数の米メディアが報じた。当局が首都上空を飛行した理由や墜落の経緯を調べている。

 CNNテレビによると、軽飛行機には4人が搭乗していた可能性がある。戦闘機は軽飛行機を撃墜せず、墜落するまで連絡を取ろうと試みていた。首都上空の飛行制限区域に侵入したかどうかは不明という。戦闘機が出動した際、音速を超えた機体から出る大音響が響いた。

(2023年06月05日 10時50分 更新)

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