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山内逸郎記念賞の医師ら3人表彰 新生児医療や母乳育児推進に功績

表彰状を受け取る塚原教授(中央)
表彰状を受け取る塚原教授(中央)
 新生児医療や母乳育児の推進に功績のあった岡山県内の医療関係者をたたえる「山内逸郎記念賞」の表彰式が4日、岡山市内であり、医師ら3人に表彰状と助成金が贈られた。

 受賞者は、小児科の内分泌・代謝分野に精通する古城真秀子・岡山医療センター小児科医長▽うちかど助産院(倉敷市)で育児支援や母親の精神的ケアに尽力する内門弘子代表▽小児難病の治療に貢献する岡山大大学院医歯薬学総合研究科小児医科学の塚原宏一教授。

 式では、新生児医療の先駆者・故山内逸郎氏(元国立岡山病院名誉院長)の親族が表彰状を手渡した。受賞者を代表し、塚原教授が「受賞を励みに、中四国の小児医療に貢献を続けたい」と謝辞を述べた。

 賞は山内氏の夫人が1995年に設けた基金を活用し毎年贈られている。

(2023年06月04日 16時47分 更新)

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