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「沖縄を戦場にするな!」 平和外交訴え4紙に意見広告

 「ミサイルよりも外交を」など記された、市民グループの意見広告が掲載された沖縄タイムスと琉球新報の紙面
 「ミサイルよりも外交を」など記された、市民グループの意見広告が掲載された沖縄タイムスと琉球新報の紙面
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する市民グループ「沖縄意見広告運動」は4日、東京新聞と南日本新聞、沖縄タイムス、琉球新報の4紙の朝刊に意見広告を出した。政府の防衛力強化や、自衛隊の「南西シフト」を踏まえ「ミサイルよりも外交を」「沖縄を、島々を戦場にするな!」と訴えた。

 意見広告は見開き2ページ。日本の反撃能力(敵基地攻撃能力)保有や防衛費増額を挙げ「日本全国を戦場化する!」と批判。「命どぅ宝(命こそ宝物)」「争うよりも、愛したい」と記載した。

 運動は2010年に開始。今回の広告に賛同した個人と団体は計1万5332件に上った。

(2023年06月04日 15時39分 更新)

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