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切断遺体の両足発見、栃木・日光 詐欺容疑男の指紋も、関連捜査

 栃木県警本部
 栃木県警本部
 2022年1月、栃木県日光市長畑のゴルフ場跡地で切断された男性の遺体が見つかった事件で、新たに男性の両足部分が日光市内の空き家から見つかったことが4日、捜査関係者への取材で分かった。空き家からは5月に詐欺容疑で逮捕、起訴された無職男(55)の指紋も検出。この男が何らかの事情を知っている可能性があり、栃木県警は関連を慎重に調べる。

 捜査関係者によると、別の事件で捜査していた高齢の男が切断遺体に関する情報を提供。今年2月ごろに捜査員が複数箇所を捜索、空き家で両足を発見した。両足とも膝からつま先まであり、それぞれ袋に入っていた。昨年に見つかった頭部や胴体などのDNA型と一致した。

(2023年06月04日 15時39分 更新)

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