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新型コロナ前週比1・02倍 厚労省「引き続き注視」

 厚生労働省は2日、全国約5千の定点医療機関から5月22~28日の1週間に報告された新型コロナウイルスの感染者数は計1万7864人で、1医療機関当たりの平均は3・63人だったと発表した。前週比は1・02倍でほぼ横ばい。4月以降、緩やかな増加傾向で、厚労省は「引き続き注視が必要だ」としている。

 都道府県別で定点当たりの感染者数が多かったのは、沖縄10・35人、岩手5・97人、山梨5・78人。少なかったのは島根1・47人、香川1・60人、滋賀1・77人など。25都道府県で増えた。全国で新たに入院した患者数は3235人で、前週比0・97倍だった。

(2023年06月02日 19時16分 更新)

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