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岡山県内 コロナ感染拡大傾向 入院者数と病床使用率が悪化

岡山県内 コロナ感染拡大傾向 入院者数と病床使用率が悪化
 岡山県は2日、直近1週間(5月22~28日)の新型コロナウイルスの感染状況をまとめた。感染者数の増加に伴い、入院者数と病床使用率の両指標が前週に続いて悪化した。引き続き低い水準にあるものの、感染が拡大傾向にあるとして注意を呼びかけている。

 県内の1定点医療機関当たりの患者数は2・69人で、前週(2・10人)から増加。各種指標では入院者数が71人(前週63人)となり、医療の逼迫(ひっぱく)度合いを示す病床使用率も7・7%と前週から0・5ポイント上昇した。重症者用の病床使用率は8・3ポイント悪化し、12・5%となった。

 県保健医療部は梅雨時期は室内の換気が滞りがちになるとした上で、「一人一人が適切な対策を講じてほしい」としている。

 県は5月8日の5類移行に伴い、84の定点医療機関から報告される感染者数を週単位でまとめている。

(2023年06月02日 17時15分 更新)

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