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台風2号、沖縄本島に接近へ 前線影響、広範囲で大雨も

 台風2号に備え、陸に揚げられた船=5月31日、沖縄県宮古島市
 台風2号に備え、陸に揚げられた船=5月31日、沖縄県宮古島市
 台風2号による強風の影響で倒れた植木=1日午前、沖縄県宮古島市
 台風2号による強風の影響で倒れた植木=1日午前、沖縄県宮古島市
 大型の台風2号は1日、沖縄の南の海上を北寄りに進み、宮古島が暴風域に入った。2日は沖縄本島にかなり近づく見通し。気象庁は暴風や高波、高潮に厳重な警戒を呼びかけた。西日本から東日本の広範囲では、前線の影響で3日にかけて大雨になる地域もあり、土砂災害や川の氾濫などにも警戒が必要だ。

 気象庁によると、台風は次第に進路を東寄りに変えて、1日夜から2日朝にかけて沖縄本島にかなり接近した後、日本の南の海上に達する。西日本から東日本に延びる前線は、台風から非常に暖かく湿った空気が流入し、活発化する。

 台風2号は1日午前10時現在、宮古島の南東にあり、時速約15キロで北北東へ進んだ。

(2023年06月01日 12時34分 更新)

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