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バッハ会長、団結呼びかけ ロシア復帰問題で夏季五輪連合

 【ローザンヌ(スイス)共同】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は31日、スイスのローザンヌで行われた夏季五輪国際競技連盟連合(ASOIF)の総会に出席し、ウクライナ侵攻に伴うロシアとベラルーシ両国選手の国際大会復帰への問題を受け「団結して一緒に立ち上がろう」と呼びかけた。

 IOCは3月に各国際競技連盟(IF)に対し、大会除外が続いていた両国選手について個人資格の「中立」選手に限定することなどの諸条件を挙げ、復帰容認を促す勧告を出した。IF間で復帰可否の判断は分かれているが、5月には両国勢が個人の中立選手として出場した柔道の世界選手権が大きな問題なく終了した。

(2023年05月31日 22時00分 更新)

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