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「元死刑囚は体格や年齢が違う」 飯塚事件、目撃者が証言

 福岡県飯塚市で1992年、小学1年の女児2人が誘拐、殺害された「飯塚事件」で死刑が確定し、2008年に執行された久間三千年元死刑囚=執行時(70)=の第2次再審請求で弁護団が新証拠とする目撃証言をした男性は31日、福岡地裁(鈴嶋晋一裁判長)で行われた非公開の証人尋問で、目撃した車の運転手と元死刑囚の体格や年齢が異なっていたと証言した。

 男性は同県古賀市の電気工事業木村泰治さん(74)。92年2月20日の事件当日、飯塚市内で、30代前後の小柄で丸刈りの男性が運転する白いワンボックスカーに、被害女児に似た2人が乗っているのを目撃したとしている。元死刑囚は当時50代だった。

(2023年05月31日 20時53分 更新)

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