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環太平洋大、岡崎慎司選手と協定 学生の海外進出支援などで連携

協定書を掲げる岡崎慎司選手(中央左)と大橋節子学長(同右)=環太平洋大
協定書を掲げる岡崎慎司選手(中央左)と大橋節子学長(同右)=環太平洋大
 環太平洋大(岡山市)は31日、サッカー元日本代表FWの岡崎慎司選手(37)=ベルギー・シントトロイデン=と包括連携協定を結んだ。海外でのプレーを希望する学生の支援に協力して取り組むほか、岡崎選手は競技力向上に向けた助言を行う。

 岡崎選手がドイツに設立したクラブ「FCバサラマインツ」と提携し、今年4月、系列のクラーク記念国際高神戸三宮キャンパス(兵庫)にサッカーコースを創設した縁で実現した。協定ではアスリートの海外進出に向けたプログラム開発▽選手の育成や競技力向上に関する助言▽セカンドキャリアの支援―などを盛り込んでいる。

 同大で調印式があり、大橋節子学長は「日本のトップや世界を目標に掲げる学生を引っ張ってもらいたい」と期待。岡崎選手は「自分の価値を高める方法を伝えるのはもちろん、選手として海外で挑戦する姿を見せ続け、刺激を与えることができれば」と話した。

 式後、岡崎選手は「プロフェッショナルとは」と題して講演し、学生ら約400人が聴いた。

(2023年05月31日 20時56分 更新)

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