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福山シティFC 新グラウンド公開 7月のNTN岡山戦でお披露目

関係者に公開された福山シティFCの新グラウンド。今後、人工芝の敷設などをして完成する
関係者に公開された福山シティFCの新グラウンド。今後、人工芝の敷設などをして完成する
 福山市に拠点を置くサッカークラブ・福山シティFC(中国リーグ)は31日、整備が進む新グラウンド「エヴォルヴィン フットボールフィールド」(同市新浜町)をスポンサー企業など関係者に公開した。7月末の完成後、リーグ公式戦で一般にお披露目される。

 約1万9千平方メートルの敷地に人工芝のサッカーコートのほか、フットサルコートやクラブハウスを備える。約100台収容の駐車場や3人制バスケットボールのコートも整備し、広く市民に利用してもらう。

 31日は人工芝が敷設される前のコートを11社約20人が見学。ナイター設備や今後設営する観客席(180人分)の場所などを工事担当者が説明した。

 スポンサー企業のスピングルカンパニー(府中市府中町)の内田貴久社長は「地域の子どもたちも喜ぶ。この場所から福山を代表する選手が現れてほしい」、福山シティFCの藤井敦仁選手(24)は「時間の制約を受けずに練習できる。JFLを目指して結果を出し、支援に応えたい」と話した。

 新グラウンドは整備費約3億3千万円で、うち市が企業版ふるさと納税を活用して8千万円を拠出。7月30日のNTN岡山戦が最初の試合となる。

(2023年05月31日 20時46分 更新)

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