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藤井六冠、56手目封じ初日終了 最年少七冠目指す将棋名人戦

 将棋の渡辺明名人(39)に藤井聡太六冠(20)=竜王・王位・叡王・棋王・王将・棋聖=が挑む第81期名人戦7番勝負第5局は長野県高山村で指され、31日夜に後手の藤井六冠が56手目を封じて1日目を終えた。ここまで3勝1敗で、名人奪取にあと1勝の藤井六冠は羽生善治九段(52)に続き2人目、最年少での7タイトル保持を目指す。

 対局は藤井六冠が角道を止めて、事前の研究が進む角換わりにしなかった。前例の少ない力戦の将棋になり、ほぼ互角の形勢で進んでいる。

 藤井六冠は本局で勝てば、谷川浩司17世名人(61)が持つ21歳2カ月の最年少名人の記録も更新する。

(2023年05月31日 19時19分 更新)

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