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東証、連日のバブル後最高値 米連邦債務問題の進展が支え

 30日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は4営業日続伸した。終値は前日比94円62銭高の3万1328円16銭。29日に続き、1990年7月26日以来約33年ぶりの水準となり、バブル経済崩壊後の終値最高値を更新した。米連邦政府の債務上限問題が解決に向かうとの見通しが投資家心理の支えとなった。

 東証株価指数(TOPIX)は1・43ポイント安の2159・22。出来高は約11億1500万株。

 半導体需要の増加への期待から関連銘柄が買われたほか、外国為替相場の円安ドル高傾向を受けて自動車などの輸出関連銘柄も上昇した。市場関係者からは「海外投資家の買いが続いている」との声があった。

(2023年05月30日 16時45分 更新)

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