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関経連、松本会長が4期目就任 25年万博の機運醸成が課題

 4期目就任が決まり、記者会見する関西経済連合会の松本正義会長=29日午後、大阪市
 4期目就任が決まり、記者会見する関西経済連合会の松本正義会長=29日午後、大阪市
 関西経済連合会は29日、大阪市で定時総会と理事会を開き、松本正義会長(住友電気工業会長)の4期目就任を決めた。また副会長に塩野義製薬の沢田拓子副会長ら3人が就く人事も承認した。松本氏らの任期は2年で、2025年大阪・関西万博の開幕に向けた計画の推進や機運醸成などが課題となる。

 総会後に記者会見した松本氏は「今まで築き上げてきたテーマがあり、集大成の2年間と考えている。万博(開幕)まで2年を切り、ファイナルステージだ。全国の経済界をまとめていきたい」と強調した。

 沢田氏以外に新たに副会長に就いたのは、オリックスの井上亮社長兼グループ最高経営責任者、東洋紡の楢原誠慈会長。

(2023年05月29日 20時54分 更新)

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