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こいのぼりで難民の子の健康願う 国連カラーの3匹 岡山城に掲揚へ

難民の子どもたちの安全と健康を願うこいのぼり
難民の子どもたちの安全と健康を願うこいのぼり
 国連が定める「世界難民の日」(6月20日)にちなみ、難民の子どもたちの安全と健康を願うこいのぼりの掲揚セレモニーが29日、岡山市北区丸の内、岡山城不明門(あかずのもん)であった。天候が回復した後に6月20日まで天守閣前広場に掲げる。

 国連シンボルカラーの青色で統一されたこいのぼりは2~4メートルの3匹を用意。青海波や市松といった日本の伝統的な柄と、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のロゴマークをモチーフにした柄を組み合わせている。

 UNHCRの日本の支援窓口・国連UNHCR協会(東京)や、制作した徳永こいのぼり(岡山県和気町)などでつくるプロジェクトが企画。セレモニーでは関係者がテープカットした。プロジェクト代表で同協会の広報を担当する渋谷ザニーさん=東京=は「苦しんでいる子どもたちがいることを、日本の伝統的な文化を通して訴えかけていきたい」と話した。

(2023年05月29日 18時12分 更新)

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