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通信制は個性や能力発揮の第一歩 高校・サポート校 岡山で相談会

各校の特色について説明を聞く生徒や保護者ら
各校の特色について説明を聞く生徒や保護者ら
 不登校や進路に悩む中高生、高校中退者、保護者らを対象にした「通信制高校・サポート校合同相談会」(山陽リビングメディア主催)が28日、岡山市北区柳町の山陽新聞社であり、109組195人の生徒や保護者が学校選びに役立てた。

 岡山県内に拠点がある通信制高校、サポート校10校が参加。各校の担当者が教育方針や支援内容について説明した後、各ブースで個別相談に応じた。中学3年の息子が不登校になっているという50代女性は「無理なく通えそうな学校が見つかった。一緒に見学に行きたい」と話した。

 講演会もあり、元中学校教諭で子育てのカウンセリング活動などをしている稲田尚久さん(52)=同区=が「通信制を選ぶ上で不安があるかもしれないが、個性や能力を発揮するための第一歩と前向きに捉えてほしい」と呼びかけた。

 文部科学省の2021年度調査では、県内の不登校の中高生は2984人。

(2023年05月28日 20時31分 更新)

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