山陽新聞デジタル|さんデジ

すごい迫力 海自艦見学に長い列 玉野で「港フェス」4年ぶり開催

訓練支援艦「くろべ」の一般公開など多彩な催しでにぎわった「たまの・港フェスティバル」
訓練支援艦「くろべ」の一般公開など多彩な催しでにぎわった「たまの・港フェスティバル」
訓練支援艦「くろべ」の一般公開や飲食屋台などでにぎわう「たまの・港フェスティバル」の会場
訓練支援艦「くろべ」の一般公開や飲食屋台などでにぎわう「たまの・港フェスティバル」の会場
 海や港、船をテーマにした「たまの・港フェスティバル」(玉野商工会議所などでつくる実行委主催)が27日、玉野市築港の宇野港第一突堤一帯で始まった。新型コロナウイルスなどの影響で4年ぶりの開催。船舶見学や瀬戸内海クルーズなど多彩な催しを家族連れらが楽しんだ。28日まで。

 海上自衛隊の訓練支援艦「くろべ」や玉野海上保安部の巡視艇「たまなみ」の一般公開には珍しい装備品などを見ようと長い列ができ、観光船で宇野港周辺の多島美を楽しむミニクルーズも盛況だった。地元高校生による吹奏楽演奏やダンスが会場を盛り上げ、「たまの温玉めし」「笠岡ラーメン」といった屋台も並んだ。

 くろべの船内を見学した玉野市立大崎小5年男子(10)は「思っていた以上に大きくて迫力がすごい。船内も広くて装備品が格好良かった」と話していた。

 28日は午前10時~午後5時。宇高連絡船廃止35年の記念イベントとして、宇野港沖の石島や直島を巡るカーフェリー「せと」の貸し切り運航などがある。

(2023年05月27日 17時24分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ