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全国植樹祭を前に園児と木工体験 清心女子大で学生らイベント

学生と一緒に木工体験を楽しむ園児
学生と一緒に木工体験を楽しむ園児
 2024年春に岡山県内である「第74回全国植樹祭」を前に、子どもたちに木々や緑に親しんでもらうイベントが26日、ノートルダム清心女子大(岡山市北区伊福町)で開かれ、同大付属幼稚園(同所)の園児が木にまつわる絵本の読み聞かせや木工体験を楽しんだ。

 年長児16人と学生・院生10人が参加。成長する姿を描いた「えぞまつ」の読み聞かせでは、学生の滑らかな語り口に園児たちが夢中になった。木工体験では木切れを思い思いに組み合わせ、家や車を作った。

 絵本を読んだ人間生活学部4年池上まこさん(22)は「声に変化を付けて話に集中してもらえるよう工夫した。緑を身近に感じてくれたらうれしい」と話した。

 イベントは全国植樹祭県実行委による「森・みどりがひろがる読み聞かせ支援事業」として初めて開かれた。事業の参加校には絵本や木切れがプレゼントされる。

(2023年05月26日 18時32分 更新)

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