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岡山県立大 30周年祝い記念式典 一層の地域貢献や人材育成誓う

地域貢献や人材育成の推進を誓った県立大の開学30周年記念式典
地域貢献や人材育成の推進を誓った県立大の開学30周年記念式典
 岡山県立大(総社市窪木)の開学30周年記念式典が26日、同大であり、関係者が地域貢献や人材育成に一層励むことを誓った。

 教職員や学生、県内自治体首長ら約350人が参加。沖陽子学長は「急速に変化する社会に必要とされる人材育成を核とし、地域や世界に開かれた大学への発展に努める」とあいさつした。

 伊原木隆太知事らの祝辞に続き、社会人を経て大学院で学んだ卒業生代表の平野悦子同窓会長(65)=高梁市=が「大学が元気になれば地域も元気になる。さらなる飛躍に期待したい」とあいさつした。

 元教職員や卒業生、在学生らによるトークショーや、企業との共同研究の成果発表なども行われた。

 県立大は1993年に開学。保健福祉、情報工学、デザインの3学部と大学院があり、現在1753人が在籍している。県内の自治体や企業との共同研究など地域貢献に重点を置き、卒業生は計1万3057人に上る。

(2023年05月26日 17時10分 更新)

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