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旭竜小児童 市長に柵やミラー要望 岡山、学区内危険場所マップ示し

大森市長(右)にマップを示して危険な場所を説明する児童
大森市長(右)にマップを示して危険な場所を説明する児童
 地元の危険な場所を点検した旭竜小(岡山市中区八幡)の5年生が25日、学区にある用水路への柵の設置と見通しが悪い道路へのカーブミラー設置を大森雅夫市長に要望した。

 代表児童5人が市役所を訪れ、学区内の状況を自分たちでまとめた「生活安全マップ」を示しながら「自転車で通るときに用水路に落ちてしまいそう」「十字路になっていて見えづらい」などと説明。柵は5カ所、ミラーは2カ所に設置するよう求めた。

 女児(10)は「みんなが安全に暮らせる地域にしてほしい」と話した。

 市長は「見つけてくれてありがとう。具体的にどうすればいいかを考え、作業したい」と応じた。

 児童たちは2022年度に保護者や地域ボランティア、高島公民館職員と協力して地元の危険な場所、万一の際に助けを求めることができる安全な場所などを調査。成果をマップにして学区内の全世帯に配布した。

(2023年05月26日 16時59分 更新)

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