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役所広司さん主演作上映、カンヌ 映画祭コンペ部門

 上映後、観客に手を振る役所広司さん(中央)とビム・ベンダース監督(右)=25日、フランス・カンヌ(共同)
 上映後、観客に手を振る役所広司さん(中央)とビム・ベンダース監督(右)=25日、フランス・カンヌ(共同)
 【カンヌ共同】フランス南部で開催中の第76回カンヌ国際映画祭で25日(日本時間26日未明)、最高賞「パルムドール」を競うコンペティション部門の出品作「パーフェクトデイズ」が公式上映され、ビム・ベンダース監督や主演の役所広司さんらが喝采を浴びた。

 東京で暮らす寡黙なトイレ清掃員の日常を描いた約2時間の作品が終わると、観客は総立ちで拍手を送った。マイクを手渡されたベンダース監督は「心から広司(役所さん)に感謝したい」とあいさつ。役所さんは取材に「お客さんの温かい拍手を頂いて、楽しんでもらえたと安心した」とホッとした様子で話した。

 主要賞の結果発表は27日(同28日未明)。

(2023年05月26日 09時50分 更新)

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