岡山市教委は25日、市の「学校支援ボランティア」に登録していた大学生2人が、虚偽の活動報告で交通費に当たる報償費(1回千円)を不正に受け取っていたと発表した。不正受給額は計374回で計37万4千円に上る。
市教委によると、2人は市立学校で部活動の指導補助を担当。自ら購入した学校担当者名の印鑑を使い、報償費受給に必要な報告書を偽造していた。実際に活動していない日の受給額は、1人が2020~22年度に計30万4千円、もう1人は20年度に7万円だった。
今年3月、学生側が申請した活動回数が学校側の報告数より多いことが判明。聞き取りに2人は「金が欲しかった」と話し、全額返還したという。
市教委の被害届を受け、岡山西署は5月に入り詐欺容疑で2人を書類送検した。市教委は記者会見で、学校側からも活動報告を毎月求め、学生側からの請求内容と照合する再発防止策を講じたことを明らかにした。
市教委によると、2人は市立学校で部活動の指導補助を担当。自ら購入した学校担当者名の印鑑を使い、報償費受給に必要な報告書を偽造していた。実際に活動していない日の受給額は、1人が2020~22年度に計30万4千円、もう1人は20年度に7万円だった。
今年3月、学生側が申請した活動回数が学校側の報告数より多いことが判明。聞き取りに2人は「金が欲しかった」と話し、全額返還したという。
市教委の被害届を受け、岡山西署は5月に入り詐欺容疑で2人を書類送検した。市教委は記者会見で、学校側からも活動報告を毎月求め、学生側からの請求内容と照合する再発防止策を講じたことを明らかにした。
(2023年05月25日 20時18分 更新)