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三菱自水島生産 デリカミニ発売 岡山県内ディーラー 販促に力

店頭に並ぶデリカミニ。デリカシリーズ初の軽自動車として注目を集めている=西日本三菱自動車販売総社店
店頭に並ぶデリカミニ。デリカシリーズ初の軽自動車として注目を集めている=西日本三菱自動車販売総社店
デリカシリーズ初の軽自動車として注目を集めているデリカミニ
デリカシリーズ初の軽自動車として注目を集めているデリカミニ
 三菱自動車(東京)が水島製作所(倉敷市水島海岸通)で生産する新型軽自動車「デリカミニ」が25日、発売された。人気の高いデリカシリーズで初の軽タイプとして注目されており、同社によると年間販売目標3万台に対し、受注は24日までの4カ月余りで約1万6千台と好調に推移。岡山県内の系列ディーラーも販売促進に力を入れている。

 デリカミニは、車内空間が広いスーパーハイトワゴンタイプ。バンパー下にスキッドプレート(悪路で石や突起物から車体下部を守るパーツ)を装備するなど、デリカシリーズらしい力強いデザインとなっている。二輪駆動車は180万4千円から。大径タイヤの採用などでオフロードの走行性能を高めた四輪駆動車は201万5200円から。

 西日本三菱自動車販売総社店(総社市総社)では店頭に1台を展示。来店客にシートに座って車内の広さを確認してもらったり、泥汚れを落としやすい材質を荷室に使っておりアウトドアレジャーに向くことを説明したりして売り込んでいる。予約注文が始まった1月13日以降、幅広い年齢層から受注しているという。

 安藤敦司販売マネージャーは「デリカのファンだけでなく、これまで三菱の車を持っていなかった人からの問い合わせも多い。地元の工業団地での出張展示なども展開し、販売を伸ばしたい」と話している。

(2023年05月25日 18時39分 更新)

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