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海自訓練支援艦「くろべ」公開へ 玉野で27、28日「港フェス」

「たまの・港フェスティバル」で一般公開される訓練支援艦「くろべ」(海上自衛隊ホームページから)
「たまの・港フェスティバル」で一般公開される訓練支援艦「くろべ」(海上自衛隊ホームページから)
4年ぶりに開かれる「たまの・港フェスティバル」のチラシ
4年ぶりに開かれる「たまの・港フェスティバル」のチラシ
 船舶見学や瀬戸内海クルーズなどが体験できる「たまの・港フェスティバル」(実行委主催、山陽新聞社後援)が27、28の両日、玉野市築港の宇野港第一突堤一帯で4年ぶりに開かれる。

 目玉は、海上自衛隊の訓練支援艦「くろべ」と、玉野海上保安部の巡視艇「たまなみ」の一般公開。2日間とも甲板や船内などを無料で見学できる。27日の日没から午後8時までは「くろべ」をライトアップする。

 観光船で宇野港周辺を航行するミニクルーズ(2コース)は両日開催。宇高連絡船廃止から35年になるのに合わせ、カーフェリー「せと」を貸し切り石島や直島を巡るメモリアル運航は28日限定で実施する。乗船はいずれも有料。

 産業振興ビル周辺では両日、地元高校生による吹奏楽演奏などのステージイベントを実施。たまの温玉めしや笠岡ラーメンといったご当地グルメの販売、子ども縁日などもあり、ビル内では船舶模型を展示する。実行委は「帰ってきた『港フェス』を多くの人に楽しんでほしい。迫力満点の船や瀬戸内の景勝美に触れてもらえれば」としている。

 フェスは両日とも午前10時~午後5時。玉野競輪場に臨時駐車場を設け、無料のシャトルバスを運行する。各イベントの開始時間などは同フェスのホームページで確認できる。問い合わせは実行委事務局の玉野商工会議所(0863―33―5010)または玉野市観光協会(0863―21―3486)。

(2023年05月26日 08時36分 更新)

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