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G7首脳使用の椅子座り記念撮影 広島サミット取材拠点で見学会

G7広島サミットで首脳が使った椅子に座る児童たち
G7広島サミットで首脳が使った椅子に座る児童たち
広島の産業や伝統工芸を紹介するコーナーで展示品に見入る児童
広島の産業や伝統工芸を紹介するコーナーで展示品に見入る児童
 19~21日に広島市で開かれた先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)の取材拠点として、広島県立総合体育館(同市中区)に設けられた国際メディアセンター(IMC)の県民向け見学会が24日、始まった。

 IMCは外務省が18~22日に開設し、国内外の新聞社やテレビ局の記者ら延べ1万人が利用した。政府による展示をはじめ、広島の産業、食、文化などを紹介するエリアも設けられた。

 24日は、サミット主会場となったグランドプリンスホテル広島(同市南区)近くの市立元宇品小4~6年生約30人が見学。福山市産のデニム製品や「備後絣(がすり)」、伝統工芸品の「福山琴」といった県関係の展示をはじめ、被爆の実相を学ぶコーナーなどを巡った。

 各国首脳が会議で実際に使った机や椅子も展示され、子どもたちは椅子に座ったり、記念撮影をしたりしながら臨場感を味わった。

 6年男子(11)は「展示で地元の産業などのことが分かった。平和についてももっと勉強したい」と話した。

 見学会は27日までで、公募した市民らが参加する。既に予約は締め切っている。

(2023年05月24日 21時08分 更新)

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