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バス運転席の透明シート撤去開始 両備グループ、感染落ち着き対応

コロナ対策の透明シートを取り外す整備担当者=岡山電気軌道岡南営業所
コロナ対策の透明シートを取り外す整備担当者=岡山電気軌道岡南営業所
 岡山県内で路線バスを運行する両備グループ(岡山市北区下石井)は22日、新型コロナウイルスの飛沫(ひまつ)感染防止としてバス運転席横に設けている透明シートの撤去を始めた。コロナの5類移行(8日)後も感染状況が落ち着いているためという。

 対象は岡山電気軌道(岡山市中区徳吉町)、両備バス(同市北区錦町)、東備バス(瀬戸内市牛窓町)の3社計約240台。このうち岡山電気軌道の岡南営業所(岡山市北区岡南町)では22日、整備担当者が各車両のシート(縦150センチ、横50センチ)を順次取り外していった。各社の撤去は今月中に終わる予定。

 同社営業課の脇本克樹マネジャーは「コロナ禍ではお客さまに不便をおかけした。バスの換気を引き続き行うので、安心して利用してほしい」と話した。

(2023年05月22日 17時18分 更新)

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