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防災知識深める体験 親子ら楽しむ 岡山青年会議所、初の「パーク」

水入り消火器を使った的当てに挑戦する参加者
水入り消火器を使った的当てに挑戦する参加者
 岡山青年会議所主催の防災イベント「晴れの国OKAYAMA防災パーク2023」が21日、岡山市北区北長瀬表町の北長瀬未来ふれあい総合公園で初めて開かれた。市消防局や岡山県警、自衛隊、日本防災士会などが42のブースを設け、参加者は楽しみながら知識を深めた。

 カセットガスを使う発電機や備蓄食品などの防災グッズが並び、新聞紙を折ってスリッパを作ったり、水入り消火器で的を狙ったりする体験に親子連れらが挑戦。県警の災害対策車や市消防局の起震車も人気を集めた。

 スリッパ作りに参加した倉敷市立大高小1年の男児(7)は「すぐに折ることができて簡単」と笑顔。母親(41)は「家族そろって防災知識に触れる機会が少ないので、企画はありがたい」と話していた。

(2023年05月21日 23時00分 更新)

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