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岡山理科大キャンパスが桜色に 名物交流イベント 4年ぶり復活

ピンクをまとって記念撮影する学生たち
ピンクをまとって記念撮影する学生たち
 岡山理科大(岡山市北区)で15日、学生らが桜色(ピンク)の服や小物を身に付けて集う交流イベントが開かれた。新型コロナウイルス禍により休止していた名物行事が4年ぶりに復活し、キャンパスに“笑顔の花”を咲かせた。

 入学・進級の新生活に慣れ始めたこの時期に顔見知りを増やすきっかけを、と大学公認サークル「とり.OUS」が企画。心弾む桜の季節の雰囲気を再現しようと「サクラ・アゲイン」と題し、交流サイト(SNS)などで参加を呼びかけた。

 シャツ、ネクタイ、スカーフ、眼鏡、縫いぐるみ、ペン、ジュース、菓子…。思い思いにピンクの服やグッズを身に付けた学生と教職員約60人が校内の広場に集まり、桜の花びらをかたどった紙を手に、花の形に並んで記念撮影した。

 イベントは2012年に始まったが、コロナ禍により20年から昨年までは休止を余儀なくされた。サークル代表の3年山川大輝さんにとっても今回が初めてで「やっとリスタートできた。キャンパスを盛り上げ、仲間たちと密な学生生活を楽しみたい」と話した。

(2023年05月15日 20時25分 更新)

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