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川辺橋 橋脚と橋桁を一部撤去へ 倒壊恐れ、岡山県13日から準備

橋脚が傾き、通行止めとなっている歩道橋の川辺橋
橋脚が傾き、通行止めとなっている歩道橋の川辺橋
 岡山県は12日、橋脚が傾き通行止めになっている高梁川の川辺橋(総社市清音上中島―倉敷市真備町川辺)について、傾いた橋脚と橋桁の一部を撤去すると発表した。倒壊の恐れがあり、早急な対応が必要と判断した。

 撤去するのは、17本ある橋脚のうち真備町地区側から2本目と周辺の橋桁。県は13日から資材置き場確保といった作業準備に着手。橋の残りの部分については損傷具合を調べた上で対応を検討する。

 橋脚の傾きは8日朝に判明。7日の大雨が影響した可能性があるという。県は橋を通行止めにするとともに、北側にある自動車用の新川辺橋に自転車・歩行者の通行帯を設けている。

(2023年05月12日 21時31分 更新)

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