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墓じまいや永代供養の参考に 「終活」セミナー 岡山で始まる

「終活」をテーマにしたセミナー
「終活」をテーマにしたセミナー
 人生の最期に向け、身辺整理や相続の準備を進める「終活」をテーマにしたセミナー(山陽新聞社主催、飛鳥グループ協同組合特別協賛)が6日、岡山市北区柳町の山陽新聞社で始まり、約130人が学んだ。7日まで。

 葬儀や相続税など六つの講座があり、冠婚葬祭を手がける同組合(同市南区福富中)の狩谷浩範営業部長は、墓を処分する「墓じまい」、寺や業者が遺族に代わり遺骨などを管理する「永代供養」について説明。後生に負担をかけまいと検討する人が増えているとし「周囲を参考にすると家族トラブルのもと。家庭の事情に合った方法を子ども世代と一緒に話し合ってほしい」とアドバイスした。

 同市東区の男性(84)は「すぐに決めなければいけない年齢だが、分からないことばかり。講座を参考にしたい」と話していた。

 7日は午前10時から、金融資産や住居といった財産、遺言など六つの講座を行う。当日参加も可能。無料。

(2023年05月06日 16時36分 更新)

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