期待の新人ユーチューバーが誕生―。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に昨年登録された真庭市蒜山地域の「大宮踊(おどり)」をPRしようと、同市と津山高専(津山市沼)の学生が制作していた動画が完成した。CGのオリジナルキャラクター「大宮あをい」が、伝統の踊りや蒜山の魅力をアピールする。
バーチャルユーチューバー(Vチューバー)の大宮あをいが、蒜山の宣伝大使として自己紹介する動画と、踊りを披露する動画の2種類がある。
あをいは16歳女子という設定。キャラクターは地元の中学生や大宮踊保存会の意見を参考に、津山高専生が創作した。はつらつとした声は、勝山高蒜山校地2年岡田智夏さん(16)が担当。地元の語りの会が蒜山地域独特のイントネーションになるよう監修した。踊りは保存会メンバーの動きをデータ化し、繊細な指先の動きまで再現している。
動画コンテンツを見慣れた若年層をターゲットに、せりふの再生速度をわずかに速めたり、効果音を活用したりとテンポよく仕上げているのも特長だ。
制作は真庭市が津山高専に依頼し、2021年夏に開始。今春完成し、市の公式ユーチューブチャンネルで公開されている。
同市蒜山振興局は「学生や地域の協力で、想像以上の出来栄えになった。今後も新たな動画を投稿していきたい」としている。
バーチャルユーチューバー(Vチューバー)の大宮あをいが、蒜山の宣伝大使として自己紹介する動画と、踊りを披露する動画の2種類がある。
あをいは16歳女子という設定。キャラクターは地元の中学生や大宮踊保存会の意見を参考に、津山高専生が創作した。はつらつとした声は、勝山高蒜山校地2年岡田智夏さん(16)が担当。地元の語りの会が蒜山地域独特のイントネーションになるよう監修した。踊りは保存会メンバーの動きをデータ化し、繊細な指先の動きまで再現している。
動画コンテンツを見慣れた若年層をターゲットに、せりふの再生速度をわずかに速めたり、効果音を活用したりとテンポよく仕上げているのも特長だ。
制作は真庭市が津山高専に依頼し、2021年夏に開始。今春完成し、市の公式ユーチューブチャンネルで公開されている。
同市蒜山振興局は「学生や地域の協力で、想像以上の出来栄えになった。今後も新たな動画を投稿していきたい」としている。
(2023年05月06日 13時31分 更新)