4月29日のアウェー秋田戦(〇1―0)の試合前、お住まいの東京から一人で応援に来られていた、かじさん(30)に声をかけました。倉敷市出身で、現在は東京で働き、アウェー戦を中心にファジアーノを応援しているそうですよ。(亀井良平)
――よろしくお願いします! 今日はどちらから来られたのででしょうか?
今東京に住んでいまして、朝一の飛行機で来ました。秋田市内を回ってからここに来ました。元々は倉敷市に住んでいて、就職して東京に出て、もう6、7年ですね。
――ファジアーノはいつから応援していますか?
結果を気にし始めたのは中国リーグ(2007年)の頃です。JFLに上がれるかどうかの時期です。ニュースでよく報道されていて。ただ試合に行くようになったのは2012年、大学生になったときですね。そこから継続して試合を見に行っています。昨年は7、8試合は現地に行きました。今年はもうちょっと頑張って行こうと思っていまして、今日が4、5試合目。山形戦(5月3日)も帰省のタイミングが合うので、行こうと思っています!
――現地での応援は東京近辺の試合がメインですか?
そうですね。関東近辺のアウェーですかね。この前の千葉戦も行きましたし、去年は東京Vや横浜FC、大宮戦も行きました。あとはこうした遠いところも時間があるときは足を運んでいます。秋田は初めてです。秋田は思ったよりもサポーターが多くて、これから発展していくんだろうなと感じます。昔のファジアーノの雰囲気に似ているかなと思います。
――ファジアーノの魅力は?
最初見に行った試合が2012年のホーム・東京V戦(〇2―0)でした。田所選手の有名な『しばき上げゴール』の試合で、退場で1人少ない中、ひたすら耐えながら最後に1点を取って勝ちました。その諦めない気持ちに感動し、さらにその翌年、アウェーの神戸戦で0―3から同点に追いつき、そこで完全にファジアーノのスピリットに引き込まれました。
――東京にはたくさん娯楽があると思います。週末にファジアーノを選ぶ理由は何ですか?
自分の中で完全に身近なものになっているからです。外せない予定がなければ、ファジアーノを見るのがルーティンです。現地にしろ中継にしろです。
――ファジゲートも見て下さっているということで、ありがとうございます!
最初から見ています! 毎日更新され、だいたい夕方の6時に更新されることが多く、午後6時になれば開いています(笑)。選手のインタビューや木村オーナーの話‥‥最初に想像していた以上の内容でかなり満足しています。もし何かあれば、ご要望をさせていただきたいと思います(笑)。 普段は東京にいて練習場に行けないですから。この前のクラブハウスの内部に潜入していた記事も興味深かったですし、うれしかったです。
――今年のチームに期待することは何でしょうか?
社長が優勝とおっしゃっていますので、それに向かっていきたいです。今、歯車がなかなかかみ合わない時期ですが、乗り越えて、去年以上の躍進が見られるように応援していくだけです。そういう姿を見せてほしいですね。今日の秋田戦に勝ち、シーズンのターニングポイントとなればうれしいです!