２３日に投開票された津山市議選、新庄、西粟倉村議選の当選証書付与式が２４日、それぞれ行われ、計４１人の新議員は重責をかみしめながら決意を新たにした。任期は津山市議が５月１日から、新庄、西粟倉の両村議が３０日から４年間。

■津山市

　津山市議の付与式は市役所であり、新議員のうち２３人が出席。市選管の河島邦生委員長が「取り組むべき課題は山積しており、健康に留意して市発展のために尽力してほしい」と述べ、一人一人に証書を手渡した。

　７回目の当選をトップで飾り、市議会に返り咲いた近藤吉一郎さん（５８）は「議会と執行部が緊張感を持ち、市政に対する市民の関心を高められるよう議会改革に取り組みたい」と話した。

■新庄村

　新庄村議の式は村役場で実施。坂本幸三村選管委員長から新議員８人に証書が手渡された。トップ当選の酒井亨さん（６１）は「身が引き締まる思い。安心して生活し続けられる村にする」と話した。

　村議選には１０人が立候補し、いずれも無所属の現職３人、元職１人、新人４人が議席を得た。村議会は５月２日に臨時会を開き、正副議長を決める予定。

■西粟倉村

　西粟倉村議の式はあわくら会館であり、新村議８人が山本和憲村選管委員長から証書を受け取った。トップ当選した新人芦谷武司さん（６６）は「村政や村議会の変革を期待する村民の思いを感じた。代弁者として皆さんの声を行政に届けていきたい」と誓った。

　無所属９人が出馬して現職６人、新人２人が当選。５月２日、臨時会を開いて正副議長を選ぶ。