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「恐竜学博物館」来館5万人突破 岡山理科大、節目の小4に記念品

石垣館長から記念品を受け取る末富君(右から2人目)
石垣館長から記念品を受け取る末富君(右から2人目)
 岡山理科大(岡山市北区理大町)の学内にある「恐竜学博物館」の来館者数が22日、5万人を突破した。節目となった福山市の私立ぎんがの郷小4年末富匠君(9)に記念品が贈られた。

 石垣忍館長が、博物館の収蔵品や研究成果を載せた図鑑と、恐竜のイラストが描かれたオリジナル缶バッジなどを贈呈。妹の栞さん(7)と一緒に受け取った末富君は「まだまだ謎の多い恐竜を知ることが楽しく、将来は研究者になりたい。もらった図鑑を読んで勉強する」と笑顔を見せた。

 博物館は2018年に開館した。同大が取り組むモンゴル・ゴビ砂漠の古生物調査を紹介。アジア最大の肉食恐竜タルボサウルスの全身骨格標本など約150点を収蔵している。石垣館長は「今後も最先端の研究内容を紹介し、幅広い世代に楽しんでもらえる施設にしたい」と話した。

(2023年04月22日 20時10分 更新)

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