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外国客船 3年半ぶり宇野港入り 玉野、園児や誘致推進協が歓迎

地元の園児から観光案内のパンフレットなどを手渡される「ヘリテージ・アドベンチャラー」の乗客
地元の園児から観光案内のパンフレットなどを手渡される「ヘリテージ・アドベンチャラー」の乗客
宇野港に寄港した「ヘリテージ・アドベンチャラー」から下船し、県内観光に繰り出す乗客
宇野港に寄港した「ヘリテージ・アドベンチャラー」から下船し、県内観光に繰り出す乗客
 ポルトガル船籍の豪華客船「ヘリテージ・アドベンチャラー」(全長124メートル、8445総トン)が21日、玉野市築港の宇野港に初入港した。地元園児によるおもてなしや宇野港航路誘致推進協議会による式典で歓迎した。

 外国船籍の客船入港は約3年半ぶり。乗客は約140人で、ニュージーランドの企業が運航。12泊13日の日程で横浜、高松、韓国・蔚山(ウルサン)などを巡る。21日朝に寄港した宇野港では、地元の築港ちどり保育園、宇野保育園、宇野幼稚園の園児らが県内の観光地のパンフレットを渡したり、鼓隊演奏を披露したりしてもてなした。

 式典では、柴田義朗市長が「玉野は美しい自然、温暖な気候に恵まれた港町。安全で思い出深い航海となることを願っています」とあいさつ。オーナーのネイサン・ラスさんは「日本には優れた歴史や文化がある。これからもたびたび訪れ、良い時間を過ごせるとうれしい」と述べた。

 乗客は、岡山市の後楽園や倉敷市美観地区などを観光した。

(2023年04月21日 15時49分 更新)

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