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IOCがウクライナ批判 欠場方針「選手傷つける」

 IOC本部の前でロシアとベラルーシ選手の中立での参加判断に再考を求めるウクライナ支援団体のメンバーら=3月、ローザンヌ(Keystone提供・AP=共同)
 IOC本部の前でロシアとベラルーシ選手の中立での参加判断に再考を求めるウクライナ支援団体のメンバーら=3月、ローザンヌ(Keystone提供・AP=共同)
 【ジュネーブ共同】国際オリンピック委員会(IOC)は1日、来年のパリ五輪に向けた予選にロシア選手が参加する場合に、ウクライナ政府が自国選手を欠場させる方針を示したことを受け「この決定が実行されれば、ウクライナの選手たちを傷つけるだけだ」と批判する声明を発表した。

 ウクライナ政府は、IOCが同国への侵攻で除外が続くロシア、ベラルーシ両国選手について、「中立」などの条件付きで復帰を認めるよう各競技の国際連盟に勧告したことに反発。一方でテニスのウクライナ連盟は、国際大会を欠場すれば「ウクライナのテニスの破壊につながる」との声明を公表している。

(2023年04月01日 19時19分 更新)

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