山陽新聞デジタル|さんデジ

北長瀬未来ふれあい公園 全面開園 芝生広場や遊具 家族連れ楽しむ

新設された遊具で遊ぶ家族連れら
新設された遊具で遊ぶ家族連れら
芝生でくつろぎ、大道芸のパフォーマンスに見入る来園者
芝生でくつろぎ、大道芸のパフォーマンスに見入る来園者
北長瀬未来ふれあい公園 全面開園 芝生広場や遊具 家族連れ楽しむ
 岡山市が2015年度から岡山操車場跡地に整備を進めてきた「北長瀬未来ふれあい総合公園」(同市北区北長瀬表町、野田)が1日、全面開園した。広大な芝生広場や複合遊具を備える子ども広場が使えるようになり、初日から大勢の家族連れらでにぎわった。

 オープニング式典が園内の特設ステージであり、大森雅夫市長が「緑多き空間と交流の場ができて大変うれしい。市民のかけがえのない場所になると確信している」とあいさつ。くす玉を割って開園を祝った。

 岡山市中心部では気温が今年最高の24・3度を記録。汗ばむ陽気の下、来園者は早速、芝生にシートを広げてくつろいだり、滑り台やブランコで遊んだりして楽しんだ。公園の管理運営団体による開園記念イベントも催され、大道芸のパフォーマンスやマルシェが園内をにぎわせた。

 夫と長男(1)と訪れた女性(30)=同市北区=は「開放的な雰囲気で気持ちいい。気軽に子どもと遊べる場所ができてありがたいです」と話した。

 公園はJR北長瀬駅に近く、複合商業施設のブランチ北長瀬に隣接。総面積は約14・3ヘクタール。これまでにスポーツ用の多目的広場や管理棟、丘陵ゾーンなどを順次オープンしてきた。災害用マンホールトイレ50基を備えるなど防災公園としての機能もある。総事業費は約145億円。

(2023年04月01日 21時30分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ