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チューリップ1.8万株で花の帯 奈義・広岡地区 4月2日お披露目

サトイモ畑に植えられ、見頃を迎えたチューリップ
サトイモ畑に植えられ、見頃を迎えたチューリップ
 岡山県奈義町広岡、広岡地区コミュニティハウス近くの畑で、住民らが初めて植えたチューリップ約1万8千株が見頃を迎えた。4月2日にお披露目し、15日までチューリップを被写体に写真コンテストの作品も募る。

 約10アールのサトイモ畑に12本の畝を作り、赤や白、紫など色とりどりの花の帯が那岐山麓に向けてストライプ状に延びるように植え付けた。畑の一角には高さ約2メートルの鉄パイプで組んだ展望台も設けた。

 栽培は新型コロナウイルス禍を乗り越え、高齢化が進む地区を元気付ける狙いで住民が企画。県の「おかやま元気!集落」事業に登録し昨年11月、町外住民も招いて約50人で球根を植えた。

 2日には満開になりそうで、畑を提供した芦田正弘地区長(71)は「チューリップとともに住民との交流も楽しんでもらいたい」と話している。

 イベントは午前11時~午後3時。なぎビーフの串焼きなど飲食をはじめ、チューリップの切り花やプランターも販売する。コンテストは1日から誰でも応募でき、入賞者3人に特産品を贈る。

(2023年03月31日 16時50分 更新)

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